骨折の2ヶ月半健診に行って来ました。
矢張り「バンザイしてごらん」と言われ、ほぼ真っ直ぐ上げれるのを見られて終わりだったので 「長いことありがとうございました」と私がお別れのつもりのご挨拶をしますと、 「2週間後きてください、あと2ヶ月は痛みが完全にとれるまではかかる」との事。
勿論喜んで行きます、先生に会えるんですから。
待合室で診察を待ってましたら、大きな声で「あっ、立てない、だめ、立てない」と焦って困ったような声がしました。
その女性は深く椅子にかけてらして、立とうとされてるのですが、腰から下は全く動いていません。
お客様には男性もいらしたのですが、近づこうとされる方は待っても誰もありません。
本当はでしゃばるのは好きではないんですが、又非力で、ずっと年上の私ですのに思わず近寄りました。
近寄った私を見て、ちょっと意外な顔をされました。
その方の心の中は多分「貴方では無理でしょう、潰れてしまいそう」という感じではなかったでしょうか
体重は倍まではなられないと思いますが、私の細腕ではそう思われても仕方ありません。でも、見渡しても誰もこられないので
仕方なく(多分)私の腕につかまろうとされましたが、そのお顔は全くあきらめ顔でした。
その方の腕を私の肩に回してもらって、力もいれず、そのまま立ち上がってOKです。
「あ、どうも」と言われましたが、こんなに簡単に立てることが解せないようなお顔でした。
私には全く力はありませんが、ガンなどの歩けない方を車イスから起こしたり出来た時に
気功のおかげでこんなこともできるんだときずきました。
診察が終わって私が帰りかけた時「先ほどはありがとうございました、本当にたすかりました」
と先ほどの方でしょうが、私は全くお顔を覚えてませんでした。
これこそ、私にとっては重大事です、今あったばかりの方のお顔もわからないなんて。
クリスマスローズお庭から摘んだ自家製が素敵です