今日の定休日は、暖かで晴天のお天気でどんなに嬉しかったかしれません。日傘もささず、帰って鏡を見ると
ほほや額や手が赤くなっていましたが後悔はありません。
でも、これが2月の気温だと考えれば、過ごしやすくても、喜ぶのが躊躇されますね。

時間から解放されて青空を見上げ、いつまでもこうしていたい、と思っていますと転送にしている電話がなりました。
定休日にかけてこられる方は急な不調や予約変更などが多いのですが、このお電話も私にとっては残念な内容でした。。

共に頑張ってきた方からの予約キャンセルだったのですが、それはご本人からではなく奥様からでした。
一瞬ドキッとしましたが、
「今日入院しました」
抗がん剤の効きが悪くなり又ガンが増えた為放射線をする為の入院で
奥様も大反対なんですが、ご本人の意思ですからどうしようもない、との事でした。
私より奥様の方がいたたまれないお気持ちでしょうから、奥様には返すお言葉もありません。

現実に戻り、ゆっくり歩きながら自分の考えは置いといて、人間の生き方として考えてみました。
闘病中には精神的やすらぎ、喜び、生きる張り合い、達成感、人との楽しい交流が失われ、免疫力も、
生命力も力を失っていく気がします。
そんな中で、どんなに良い治療をしても、効果を上げにくく、転移していっても不思議ではありませんね。

前回お会いした時にも「喜べる事をさがすか、笑うことを探してください」とお願いし、私が昔録画したもので何度見ても
わらってしまう、落語のDVDをお貸ししたばかりでした。

病気は体に病名がつきますが、私はいつのまにか心に住み着いた心の疲れ、ストレスから発生するのではないかと思っています。
ずっと、忙しい仕事に振り回されて、自分の時間が持てなくなった時、それを体が無理できなくなるまで続ければ・・・。

私も3年前と今回の骨折をしたのは、骨折でもしなければ多分走りっぱなしで、休まないからではなかったか、と思います。
特に今回のは、「まだもっと休める体制にしなさい」という事だったと思いますので、その啓示に従って、今後は欲張らない
お仕事の仕方にさせて頂こうと思っておりますのでよろしくお願いいたします。


こんなにすてきな今日の青空