午前中当日申し込みの方もあって、休憩なしに詰まり、最後の方が終わられる6時まで1歩も外に出ませんでした。
お仕事が終わっても、お腹はすいてるはずなのに食欲もそうありません。
お腹がすかなければ食べないことにしていますので、窓を全開にして部屋の空気を入れ替えする間、暗くなった外にでました。

やっとエネルギーのある外気を体ごと受け、散歩をしたら、段々元気になり、新陳代謝が良くなっていくのがわかります。
そうなれば足取りも軽く、お腹もすいてきて慌てて帰りました。
空気がすっかり入れ替わった部屋もすがすがしく、窓を閉めました。
私の栄養は食べ物以上に大気中のエネルギーではないかと思ってしまいます。

今日最後の方は、久しぶりの気功施術でした。
骨折以来、気功施術は出来ない、とお願いしていましたが、今日の方は5年来の方で、介護のお仕事をなさっていて、ストレスは多大なものであると察していました。
最初は孫悟空がわっかを頭にはめられたようなひどい頭痛でいらしたのですが、5年間定期的に気功施術に来られてる間にこの頃はもう、すっかり起こることもなくなられ
もう、気功施術を卒業されていたのでしたが、今日突然「頭が痛いので」というメール。

実は今日の予約予定は5時半で別な方になっていたのですが、急にご事情があってキャンセルになったのでした。
そのキャンセルのお電話をうけとって、10分もしないうち、この方から5時の予約申し込みがあったのです。
まるで、彼女の頭痛の為にキャンセルされて、ゆずっていただいたのかと思うように。

こんな時私はいつも思います、キャンセルの代わりはすぐ埋まるという今までのジンクス?それとも決まってたのかしら?
滅多にキャンセルなさらない方ですから普通でしたら彼女の頭痛の方の予約は出来なかった可能性が高いんです。
私としては、頭痛の方を断ることは、とても辛いことでした。

何故かというと、私には彼女への特別の思い入れがあったからです。
「人の為になることをするのが好きで、この仕事をやっています」
98歳のお客様から涙して感謝をされても、
それを、笑って受け流し「そんなにいわれることはしてません、まだお元気だから大丈夫」と言い放つその明るさとおもいやり、大好きです。
だから、彼女の気功施術は1度もお断りすることなく、予約がだぶっても、何故か出来るようになっていました。

今日も「何故頭痛が・・?」と首をかしげながらお待ちしてると、お元気で、辛そうな表情はありません。
梯子をはずされたみたいで
「頭が本当に痛いんですか?」
「さっきまでは・・・・あれ、ここに入ったら少し良くなったみたい、、、?」
いつものように15分しますと、「あ~っ、すっきりした」
と起きられたんですが「背中のここがまだ痛いんです」と言われるので触ると左側の肩甲骨当たりがはっきり腫れています。
それで背中のその部分を数回さすりました、そうすると、す~っと腫れが引いて痛みもとれました。
いつも彼女の効き方には私の方が感心しています。