森下敬一先生がお亡くなりになられたことを知って私なりのお別れをしました。
頬に伝わる涙は悲しみではなく感謝と賞賛のはずなのに・・・・。
もう、頼れない現実に足元がぐらつく感じでした。

ガンセンターで私が乳癌だと言われ躊躇なく手術して取り出したのはガンではありませんでした。
病院を信じ切って即手術もした私でしたが、この時病院に不信感がわき、ガンに関する本を探し、森下先生の本もその時知りあるだけ読んだきがします。

末期がんの方に、いつも森下先生の事をお話して、行かれて治った方もありました。
そして、西洋医学の先生なのに、治療薬はなく、漢方のお茶だけの処方で、後は食事療法と毎日の生活習慣の改善で自分の努力が主体だと、行かれた方からお聞きしました。
この時びわ葉温灸の事も知り、森下先生が紹介されてた故濱田先生の講習を受けに行き修了書を頂きました。
廻りの方がガンになられ、ガンが目立ち始めた頃でした。

森下先生の本「浄血」をガンのバイブルとして、暗記するほど読み返してました。
そして「血液は骨髄ではなく、腸で出来る」という医学界では認められなかった説を心から信じ腸の大切さを知りました。
私にとっては森下先生の会報、本が現在の礎であり、指導書でした。

森下先生ありがとうございました。