今日も又、楽しい気功教室でした。
まだ入会間もない方ですが、いつも感心するのは、気の出方です。
今日のレッスンでも、私がこの方のお腹に手を乗せると、「痛いんです、お腹が・・」
お腹の調子が急に悪くなられたのかと思っていますと、
「いえ、手を乗せられたからお腹が痛いんです、その手の痛さの方が気になって・・・・」
私の手が痛いのであって、お腹が痛かったのではないそうです。
私の手は、皺は寄ってますが、痛いとか硬いとかは言われたことありません、洗剤使わないので。
不審に思いながら、この方の手を見たら手の甲まで特別の赤さでした。
内気功の練習でしたが、これ以上気が外に溢れだしても、勿体ないようで、手を触れないよう、ちょっと、やり方をかえました。
気が急に出るのは、この方の気が私の気に触発され、動き出したからです。
疲れると、どんなに気が多い方でもそれは沈静化して、なかなか出ませんが
一旦出だすと、その時の状態で溢れたり、止まったり、全て、本心が感じたままに・・。
やり方を変えると、その気は、外に出ていくのが弱まり、段々体内に蓄積されて行きました。
そして、体温が上がられました。
気の練習は、感覚で訴えられ、感覚でそれに応じるようなものですね。
この頃、こんな感覚を最初から発揮される方が入会され、私としては大変楽ではあります。
言葉で教えなくていいのですから。