気功歴10年ほどの方が、気功教室のお試しで来られました。
現在お仕事をなされていますが、気功も教えていきたい、とのご要望でした。
大変ご健康そうで、体の基礎も十分鍛錬されていました。
でも、この方の手首付近を軽く握ろうとすると、「痛い」と言われてよくみますと、赤く腫れていらっしゃいました。
「リウマチ」だそうです。
そういえば今迄リウマチのお客様は施術での経験がなく、初めてでした。
なるべくお薬を飲まずに気功などで治れば・・とおっしゃっていました。
それでしばらく赤く熱をもった手首をにぎっていましたら、赤みが少しずつ薄くなって、腫れも少し引いたみたいにみえました。
何千年前中国で生まれた氣功の始まりは「リウマチの様な痛みを取る為」だったという上海講義の1節を思い出しました。
そのお話をして、ご自分の力で治せる可能性が高い事を・・・。
今日は気功教室の検討でいらしてますから、とりあえず私方の呼吸法が合われるかどうかの実技と養生功を私を見ながらして頂きました。
さすが、気功歴の長さをものがたり、はじめてでも最後まで出来られてました。
養生功15分を終えられた後「あ~っ、気持ちが良かった」と言われました。
そうなんです、やっとゆっくりした呼吸がお出来になったからなんです。
いわゆる、呼吸が早くて酸素が体にいきわたってないのが原因です。
お病気を治す為にはいくつかの問題点を改善して頂きたいことをお話しました。
気功がリウマチの改善から発生していったものであれば1番の改善策になるのでは・・・と思います。