新規の方がびわ葉温灸にこられました。
とてもお元気でしたが、肺がんとのことでした。
何度か抗がん剤をされたそうで、矢張り抗がん剤の副作用で体がきつくなっていくのが、心配になられたようです。

現在、がんのお客様がほとんどお見えにならなくなってますので、がんから遠ざかっていましたが、病名をお聞きして事前準備が出来てないので少し慌てました。

がんの方の場合は治療が長びきますので、どうしてもご家庭での努力が必要になります。
家庭での療法に最高のびわ葉温灸を毎日続けられれば、癌をこれだけ弱める方法はないのでは、と思います。
事前準備と申しますのは家庭でするトータル療法に関する一式をコピーしたりしてお渡しするためのものです。

結構一杯ありますので、時間も2時間かけましたが、それでもまだ不十分でした。
まず、びわの葉の入手法から、食事、運動など、その効果が「浄血」「酸素補給」「冷え低体温」「睡眠」など勝手な解釈をなさらず、本、youtubeなどでご理解いただくよう、お願いしました。

幸い、お子様が親孝行な方ばかりでお心が安らかでいられるのがとてもありがたい、とおっしゃってました。
癌は毎日浄血に努めるのが本当の治し方だと、故森下先生もおっしゃっていました。

血は毎日汚れます、食べ物食べて、ストレスうければ。
それなのに栄養を取らねばと消化機能の落ちた内臓に負担をかけ、血を汚す。
今日の方も筋肉を落とさないよう運動をしています、と言われてましたが
酸素を落とさない為にもゆっくりした呼吸を伴うことなどもお願いしました。

話し方が早いのは酸素を十分とりこめませんね、早口、早食べは習慣ですから、
そんなことからお話しました。

私の所に来られる時間があれば、ご自分でどれだけ長く出来るでしょう。
背中が出来ない、と言われますが、もぐさの透過力はとても強くお腹をすれば背中まで、十分通るのです。
1番大事な免疫はお腹にありますから、お腹だけでOKです。


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