今日も幸せな1日でした。
叔母は老衰という健康的な状態なので病院からも、
「歯以外はどこも悪くない」
でも、「入院させて欲しい」という叔母。
「一人で歩けて洋服も着れるし、介護がいらないのに入院は出来ません」と言われてシュン。

実際お風呂に入る時も、叔母の指示通りにするだけの私。
お食事は届けて頂いてるみたいですが、ちょこちょこと家事らしきものもしてるようです。
お花もお野菜もふんだんに作っていたのが、今は庭先に毎年勝手に芽を出す、芍薬とボタンだけ。

今日見ると、食べたスイカの種を捨ててたのから、芽が出て可愛いスイカが出来てました。
遺言らしきものを言えて「もう、これで言い残す事は無い、満足で安心した」

たっぷりの愛情を注ぎ又注がれ「最期までそばについてるからね」
と約束をして何度も抱擁し合い、又昔の話を聞かせてもらい、見送られて帰りました。

最期の別れの時にはきっと、ずっと手を握って、そばについていたいと今日は決心を新たにしました。
エネルギーが体から出ていくのは結構時間がかかります。
その間目も閉じ何もわからず、寝たままに見えますが、声も聞こえていてまだ意識はあるのでは、と信じています。
なので、その時こそ声をかけ、手を握ることが大事だと思うのです、勿論3人のお子様に対して出すぎないよう。

いつの間にか雨の上がったきれいな空を見上げながら、晴れ晴れした気持ちで、心も満たされて電車に乗りました。