今日予定のびわ葉温灸のガンの方がキャンセルになりました。
当日キャンセルをなさったので少し気になってますと「数日前に抗がん剤をしたので、具合が悪くて」
今まで、相当具合が悪くても頑張ってこられていました。
抗がん剤をされると、どっと具合が悪くなられ、しばらくは安静にされてるようでした。
おいでになれる位に回復されて、びわ葉温灸を致しますと、汗びっしょりになられて体温が上がったのがわかります。
体温が上がれば、ガンは一時的にしろ弱りますからお元気になられても当然ですね。
その時にすぐ効果を上げられるこの方の強い免疫力に感心します。
翌週は更に目ざましく元気になられ、背筋も伸び、お声も大きくなられ、びっくりするほどです。
奥様も抗がん剤をやめて欲しいと言われてるらしいのですが、実際はまだ続けてらっしゃいます。
又週1回のびわ葉温灸でご自宅ではされてないのに施術が持続される・・・、それも私には驚きです。
病気に一緒に向かっている戦友のような気持ちがしてしまう私ですが、大仕事を成就された方ですのでご自分の考え通りの生き方をされます。
いつも玄関でお別れする時に決まって私たちは「お互いに1日を無駄にしないよう感謝しながら過ごしましょうね」と言い合うのです。
二人共、お互いが元気であることが強い心の支えになってると思います。
でも、今日は又言わずにおれませんでした。
「何故そんなに辛い状態になるのに、されるんですか?」
「今度の検診で、又新しくがんが増えていました」
抗がん剤をしてても、ガンは増えてきたという事実をどのように考えてらっしゃるのか・・・と残念でたまりません。
でも、この方のお気持ちを推察すれば「抗がん剤を打ってるから、この程度で済んでるんだ」「抗がん剤をしなかったら病院の治療を受けられなくなる」という不安。
「強烈な痛みは病院の薬でないと他にはない」
今年から当店では付き添いがいる状態の末期がんの方は出来ない、と私の体力の限界で発表しましたが、引き受けさるを得ない場合は自分の体の事は考えません、それが私に課せられたものだと思って。
でも、皆様の温かなご理解により、現在はこの方だけさせて頂いてます(この方は付き添い無しで来られる状態てすので)
今のびわ葉温灸の施術主流は子宮筋腫、腰痛、背中痛、肩こり、疲れ、不眠などで、びわ葉温灸の大ファンの方達になってます。