抗がん剤治療を病院で受けながら毎週びわ葉温灸においでになる方ですが、足の腫れも引き、動きもよくなられ、東京までいかれたりしても、元気でお帰りになってました。
その時は声も大きく、エネルギーに満ちて病気が治ったかのようにさえ思われました。
どんなにうれしかったかわかりません。
そしてこの方がどんなに免疫に恵まれた方だろうと、感心もし、驚いたものです。

でも、翌週お出でになったときは、もう又逆戻りで「どうなさったのですか?」と驚く私。
「抗がん剤を何日か前にしてきました」・・・・・・・・。

ご自分でも、その体の変わりようはわかられています。
わかってても「何故されたんですか?」と私には理解出来ず、聞かずにいられませんでした。

「わかっているんです、家内からも、そう言われました」
それ以上は言えませんでしたが、こうするしかない今のがん治療の考え方。

ご本人の選択で納得されてるわけですから、私の出番はありませんが、
見違えるように元気になられたのに、自ら又思い込みの中に飛び込まれ病人になっていく・・・。

とても、悲しくて、このことはブログに続けて載せる気にならなかったのですが、
今日お目にかかると、半分元気になられていましたので。

考え方は残念ながら相反しますが、とても、いとおしく助かって欲しいという気持が増すばかりで「まだ、諦めない」という
決意を新たにしました、結果は考えず。