初級コースを今日で半分超された方でしたが、気功施術も何度かさせて頂き、気の流れも良く、気功教室に入会されても、その実績の分だけ早く初級も終えられると思っていました。
ご自宅でも練習されてるとのことで、スイスイとこられたのですが、
駆け足できたのが、間違ってたのにきがつきました。
基礎の大事な部分である内気功を、出来上がっているようでも、更に練習をする必要があった事に。
それがわかるのは、次の段階に移ったときです。
簡単な形ですので、何でもなくされるのですが、そこに気が伴っている時の感じとは少し違うのでわかりました。
そして今まで練習時に見えた気は、ご自分の体の気を動かして出されたものだけではなく
私の気を呼び込まれたものもあったのではないかと思いました。
この方は気の感性が強く、施術の時も特に気の取り込まれ方が強く、一気に流れる気の通りの良い方なので、練習時もその力ゆえに、トントンとこられたのでしょう。
内気功は、体の丹田に気を補給する目的で行うもの、気は練習の回数によって育つもの。
やり方を覚えただけでは、身につきません。
毎日少しの時間でいいので、やれば確実にそれは成長をしていき、気の体になっていきます。
このことを今日は理解して頂き、再度内気功をやり直す決心をしてくださいました。
「自分の気を練習によって目覚めさせる」という考えをもっと説明しすべきだったと反省しました。