初めてびわ葉温灸に今日おいでになった方なんですが、お名前と予約日だけお聞きしただけでした。
男性でしたので、多分腰痛かどこかの頑固な痛みだろうと軽く考えていました。

おいでになって、それが違うのに気がつき、ゆっくり、望まれる目的をお聞きしました。
抗癌剤治療を続けられ、ガンの転移もあるそうですがとりあえず「今日は背中、首の痛みを取ってほしい」ということで
お引き受けしました。

抗がん剤がどうのと私が叫んでも、せずにおれないご本人のお気持ちが良くわかり、残念ながらお客様のご意志だけをかなえるためにびわ葉温灸を致しました。

免疫力が強い方で、抗がん剤の副作用にもまだ、十分耐えられるようでした。
今、困られてる首の痛みだけ位だけで、抗がん剤をやめられるお気持ちはなさそうです。

そして施術を始めると、熱い温熱宝石マットを「気持ちがいい」と言われてましたが、見る見るうちに汗が凄くてびっくりしました。
ガンの方が短時間でこんなに大量の汗が出られるなんて・・・・。

ご本人は汗の辛さは全く言われないので、マットのスイッチを切る事も無しに・・・・。
この汗で体の毒が出て、体温が上がり良い事なんですが、私には一抹の不安がありました。
この方が特別元気な体質の方であっても、ご年齢を考えれば、体の水分は随分少なくなってらっしゃるはずです。

下手すると熱中症の心配が・・・。
お水を飲んで下さい、と何度も言っておりますが、水の量の基準が少なすぎて、やっとコップ1杯を2回だけでした。
お水の重要さもあまり、気になさってないようでそこが心配でも有りました。

お帰りの時は、頭の緊張が取れたからでしょう眠そうな感じでしたので、それでお帰りになりました。

でも、帰られた後熱中症っぽくなられてないかときになり、2時間ほどしてお電話しました。
お電話のお声を聞いて、安心しました、とても、エネルギーのあるお声だったからです。

びわ葉温灸の時、「小さい頃から仰向けでしか眠れないのです、鼻が悪くて・・」とおっしゃってたので、
気功を3分ほど、サービス致しました。
もし、この気功でエネルギーが入ってたら、鼻つまりと同時にエネルギーが入った可能性はあります。

今日はその結果も効果も何も聴くのを忘れてました。
次こられた時に聞いてみます。