今日の気功教室でも嬉しい事がありました。
この方はまだ2年まではなられていないと思いますが毎月休まずおいでになり、
お家での復習を毎日されてるとの事でそれだけの効果が出られています。

氣功がどんなものなのか・・・最初はただそれがわかりたくてご入会なさったようでした。
お仕事も責任ある立場の方でしたから、矢張り職場では気を抜かれず体は休んでも頭は回転してらしたので、初級コースではもどかしさを感じられたのではと思い返します。

寒い日に冷たい手足でいらしたのが、ここに入室されると同時に手が真っ赤になられ、熱くなられていました、
その時物理的に温めなくても気を受けると冷たい手でも熱くなることで見えない力を理解された気がします。

何もせず体に変化をもたらす気の妙。
これがこの方の気功への熱意になられたのではと思います。
気功教室での復習を毎朝される習慣まで作られるというのは熱意なくしてできるものではありませんね。

でも思いは通じるもので、道は遠いとご自分でも覚悟されて日々の練習の繰り返しで来られていたのですが初級のあと上級の1単位を終了された時、初めて頭がほどかれているのに気がつきました。

一生懸命されるほど緊張され、間違わないように思われるほど逆効果で頭が働かれていました。
それを除くには頭で理解しようとする気持ちや努力では出来ない事を悟られる日を待つしかありませんでした。
その頃でしょうか、私のお手本をiPadに撮らせてください、と言われそれを見ながらの練習に変えられ急激に変わられたのです。

私の波動に合わせることしかできないようになられた時、もう、頭は何も考えられなくなられました。
頭が働かないのですから、次の動作さえ考えが行かず、うっかり私が左右を間違えても、そのまま同じように間違えられます。

そして今日、つくずくご自分で言われたことは
「前はいろんなことを常に考えていました。でも、今は考えていません。明日の段取りも考えなくても出来るだろうと思う気持ちがあって、実際翌日になったら考えなくても、思いもかけないラッキーがあったりして考えなくていいんだ、と思うようになってるんです。」

今日の方に限らず、ご本人からはっきり、ご自分の変化を宣言された時、私の役目が消化されていく幸せを与えてくださるお客様に感謝の念が絶えません。

朝の散歩道でスケッチされてた八尋先生です。色鉛筆でこんなに表現できるなんて。
私も始めたいと思ってます。写真より好きな気がします。

絵画教室を長年持ってらして、油絵でも活躍されたそうですが、今は好きで描くのを楽しんでいらっしゃいます。

一応晴れ渡り太陽は雲にも隠れずしっかりでていたのに、こんな元気のない太陽の光りが見えたのは初めてで少しドキッとしました。最近の異常な天気のせいなのか、私のエネルギーの不足からなのか・・・。
夕焼けもこんな暗い赤色になりました