先日気功教室入会の件でお話をさせて頂いた方の最初のレッスンです。

氣功の入会目的は先日少しご紹介しましたように、乳がんを気功で治したいということでしたので、必要最低限のご説明で実技に入りました。

最初の方の場合は、理解を頭でされますので、まずはそれを逆に頭を休むことに変えてもらうことから始まります。

これを変えようと無理な努力をされることもかえって難しくしてしまいますのであくまでも自然に・・・わからないまま私の真似をすることだけに専念されて、「見て覚える」これが私方の基本です。

今日の方も最初ですから、体や手に力が入られてました。
力を抜く時のコツをお教えしてそれから「ゆっくり気功」に移りましたが、
その「ゆっくり気功」では「吸って吐いて」の呼吸法は使わないで吐くだけを意識する呼吸を行い、吸うことは特別意識しない方法で。

何故そうなったかと言えば気功施術する場合、腹式呼吸法以上に効果のある方法にきがついたからでした。それの方が確実により効果を強めることに何度もの遠隔気功で教えられたからです。

今日の方の場合、私の気でこの方の頭を私の波動に同調させ、この方の頭に休んでもらい、軽くふれるほどで頭をゆっくりまわしていきますと、よどみなくきれいに回り始め、それによって首から肩までがどんどん緩んでいかれました。
私が手を離しても、勝手に回り続けるようでした。
これが「ゆっくり気功」の原点です。

信じて疑わない心、それがあればいつでも無の頭になれるんだと思います。
私がもし、手を離せば椅子から落ちるかもしれない、などという用心する左脳が
働かない状態、それが気功の無の頭だと言えると思います。

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