今日の方は今年の始めから健身気功の「大舞」を始められ十分な練習回数を持って次の功法に進まれました。

「大舞」を始められた時は足を延ばされるのが痛かったり背中をそらせる所が痛かったりとおっしゃっていましたが、段々「痛い」という言葉が少なくなってこられると同時に体の動きに大きな変化が現れてきました。

硬かった体の力が抜けてこられ、足もぐんと伸ばされ背中もきれいにそられて余裕のあるお顔で落ち着いて出来られました。何もかも自然体で。

それで練習の仕方をお聞きしましたら「毎日1回は必ずしています」との事でした。そうですね、継続練習ほど力の付くものはありませんからね。私も初めて覚える時はそうでした。

この方はyoutubeではわかりにくいので・・と言われてスマホで私のを撮られ、それを見てされたそうです。力がなかなか抜けない方はDVDや動画での練習の方に多かったような気がします。この方の場合も私の動画で波動の方をキャッチされ、私と同じ波動がしみこまれたのだと思います。私の動画では間違ってたところもありましたのに、動きは私の場合気に従ってするだけですから気の性質としてそれは一緒にする方と同調します。自分勝手に動かせないようになります。

でも、この事はなかなか私から伝えにくいのです。ただ形を覚えようとすることが功法である、という価値観を持たれてる方がほとんどだと思いますから。でも、その価値観を持たずにされた方達がそれを時々証明してくださいます。

今日の方もそのお一人です。緊張がなければ体の筋肉も緩み力が抜けるので、曲げたりそらしたりが簡単に出来るし、足や腰など、痛かった所の痛みも取れます。痛みを感じなくなる、というのが気功の1番の特長ですから、どこかに痛みを持ってる方はその部分の気血が滞っているということになるでしょうね。

この方が3週間前無理な姿勢から体を痛められ、病院で「骨にひびが入ってる」と言われたそうです。でも、それから徐々に痛みが気にならなくなり3週間目の検査では病院の先生も治り方のはやいのにびっくりされたそうです。

ご自分でも「更年期で骨も弱ってると思うのに、こんなに回復が早いなんて・・・これはもしかしたら気功のおかげかもしれない」と言われました。何となくそんな気がされたんでしょうが、気功はきずかないように、黙って威力を発揮するのでご自身も気が付かれないこともありますが、この方のように感性がある方は何となくわかるようなきずきをされます。

「大舞」で気に従ってする気功を会得された証明になると思いました。気功施術の練習無しでも、このように、自分の体を改善させる事が気功教室でも出来ると言えますね。

今日の方だけではありません。先週の方も矢張りご自分の体を病院では難しいと言われたのに、「大舞」の練習後にメキメキ改善をされています。そのお話は又。

陽が差さない所でもこんなにきれいに咲いていました