今日の方は抗がん剤を2週間毎なさりながらびわ葉温灸においでになっている方です。
毎回お会いするたびに、そろそろ抗がん剤の副作用が強く出られてないかとお聞きするのですが
元気なお声とお姿で、笑い飛ばされます。

バスでおいでになったらしいのですが、今までのがんのお客様は風邪でも移されるのを用心なさる事が多かったので。
この方が、このようにお元気でいられる理由がなんとなくわかるような気がします。
勿論医学的根拠のない私の考えなんですが、それはこの方の現在のお心にあるのではないかと。

一仕事大役を終えられ、すっきりと人生を今迄からリセットされ、自由になった身で好きなことをされる楽しみをお持ちだからではと。
楽しみを持つ、これこそ、健康に必須のものですね。
普通は楽しくできる方でも、長引く闘病生活の中で、楽しみを持つことは幸せの分かれ道のように大事なことで、出来ない方も多いと思います。

この方はそれにきずかれた時、あちこち旅行にも行かれ、写真も楽しまれ、いろんなことに興味を持たれて実行されてきました。
そのようにお病気に達観されてますので、お病気のお話はほとんどなく、世間話が続きます。
病気のことばかりを考えないというむつかしい課題を乗り越えられたことがお元気の元のようですね。

今日のお天気良かったですね

まるで、童話に出てくるようなワンシーン