今日の気功教室の方は5年以上来て頂いており、功法のれんしゅうではなく、お仕事の疲れを癒すためにおいでになっています。気に対しての反応は十分お有りなんですが、ご自身を元気にするにはまだ目的には達成されてません。
優しい笑顔で、ゆっくりしたお話しぶりには、いつも爪の垢を煎じたい気持ちです。
なので、練習される時もゆっくりなさるし、功法としては合格なんですが、現実に体を守れる状態にはなってらっしゃらないのです。
ご本人もそれを分かってらっしゃるからおいでになっているんですが。

私の考えは、ご自分の体力限界以上にエネルギーを使い過ぎてらっしゃるのではと思います。
ご本人にしてみたら、今までやってこれてるのに、どうして今はこんなに疲れるんだろう・・・と思われてるでしょう。

40歳と20歳を比べると水分も半分といいます。エネルギーも20代から下降し始めてるそうです。
表面は分かりませんが、そのような見えない部分での変化が現在の延長線上で見え始めてきた、と考えれば
現在の体の限界を修正する必要がありますね。
それを動くに任せてやっていけば、当然どこかが無理してくるのはありうることです。

でも、今のお仕事がお好きで頑張られ、ここに来られてエネルギーを補給されて、又頑張ると。
私と話すだけでエネルギーが入ると言われるので、気功の方は10分位しかしてません、手は真っ赤になられ、熱くなられても
それがご自分の力で、できてなければ・・・、いつまでもそれではだめですから、今日は又ご提案をしました。

5年前に練習された内気功を再度見直しさていただきたいと。

やってみてわかりました、私の指導ミスでした
内気功は段階に合わせて、内容を変えていかねばならなかったのです。
それが抜けていました。

それをやり直しすることをお願いしたのです。
内気功で自分の体の中をほどいて、気の巡りを良くしないと、体は元気になりません。
この方の繊細な優しさは、体より神経をリラックスさせないと、エネルギーが出ていくばかりです。
いつも、お客様の事を優先されて無理をされてると思います。

お帰りの時はエネルギーは十分です、それを維持するには、今日の内気功を毎日10分続けていただければ、と思います。