お母様が、肺ガンで最悪の状態から、今、自宅療養で順調に、来られてる方のご家族から、お電話がありました。
いつもは、ラインで、ご相談やご報告を受けて、二人三脚で、頑張っている最中なんですが。
携帯にお電話があったので、何かしら?と首をかしげながら、お話を聞くと、この頃、お母様に、痰が出られたそうです、そして少し血が混じっていた、との事。

二人で、しばらく、考え、同時に思い至ったのは、びわ葉温灸の好転反応です。
びわ葉温灸も気功も、体から悪い物を出す力が大きくて、その好転反応も、すぐ出るのは大して悪くないものですが、中にずっと居ずわった害は、よほど、体温が上がって、自分の免疫力が、共に頑張ってくれないと、なかなか排出できません。
最初は、いつも心配気味になりがちだったご家族も、今の状態に自信を持たれる様になり、明るい考えに変ってこられましたので、私と意見はピッタリ一致します。

最初は、ご自分で、びわ葉温灸をなさろうと、なさいませんでしたが、ご家族がお仕事から帰られて、他の家事より優先して、お母様のびわ葉温灸をしてあげられました。
私がさせてもらう時は、気功施術ですが、もう、びわ葉温灸をご自分でなさるだけで、十分な療養になると思います。
病人であっても、自分でするほうが、下手でも良く効きます。
びわ葉温灸は家庭で誰でもが、その日から、上手、下手関係無しにできるもので、たとえ病気がなくなっても、続けると、いつまでも健康体で居られます。

最初は、なれない手つきでなさるご家族に、頼りなく思われてたようですが、やはり、その努力と愛情に動かされたんでしょうね、自分でしなければ・・・と心から思われたようです。
この頃は、毎日好きな唱歌を聞きながら、頑張られて、今までのだるさやきつさが、良くなりかけてるそうです。
私がお願いした、優しい簡単なストレッチ、運動も休まず、続けてらっしゃるとの事。
ガンが悪くなりようもありません。

そろそろ、緩和ケアを退院されて、半年になろうかというのに、ガンのところの腫れはなくなり、又胸水も病院が心配されたように、たまったりもしません。
毎日体を動かされ、病人としての生活ではなく、お年相応の生活を送られています。
今は、出張施術に行っても、本当に、お母様の笑いがたえず、一緒に唱歌歌ったりして、昔にかえった気になり、長居してしまいます。

私も、このご家族に会うのは楽しみであり、仕事が楽しいというのは、私にとっては、よくなられていくのを見ることだとはっきりわかりました。

私も広いところで、練習してるんですよ。