今日は1日でしたので、氏神様にお参りしました。
おみくじは、お正月位しか、引かないのですが、その時、参拝客が私一人でしたので、買ってみました。

大吉でしたが、その中に、ちょっとドキッとしたことが載ってました、まるで、私の心を見透かされたような。
「正しい心 人に尽くす心を 失わない限り・・・」
「道を誤らなければ・・・・」
この二つは、今の私には、耳が痛いのです。

今まで、お客様には、この通りにしてきたつもりなんですが、今の私は少し、消極的になりかけてます。
それだけの、情熱が、薄れ掛けてるというのが本当でしょうか。
私の仕事は、しなくてはならないものとして出発しました。
もし、この仕事をしなかったら、私は多分脳梗塞の後遺症、再発で、不自由な生活をしなければならなかったと思います。
それと、交換できるのであれば、どんな事でもしなくてはならないと思いました。

開業したての頃技術にはまだ未熟さを感じていましたが、お客様の辛い立場をわかろうとする気持ちは強く、精一杯真心を尽くしたつもりです。
経験不足だったのに、なぜか、いろんな方が、良くなっていかれ、私も、そんな力はあるはずがない、と思っていながらも、結果がでるので、ここまで続けられたと思います。

今やっと、思えるのは、「私の技術の力ではなく、なんとしてでも、良くしたい」という私の思いだったのでは・・・。
お客様が、良くなられることを望む強い気持ちは、ご本人以上だったと思います、お客様は、闘病により、体力気力も薄れ、半分あきらめと迷いと不安で、私ほど、治そうという意欲はなかったのでは、と思います。
どんなガンの末期の方でも、あきらめず、信じながら「人事を尽くして天命を待つ」・・・でした、勿論力及ばずの方もありました。
つまり、このおみくじの通りにしてきたのです。

でも、今、末期がんの方をお引き受けしてないという私の行為は、このおみくじに反するのでは・・と感じました。
私の気が下降しているとしても、その思いさえあれば、命が尽きるまで、すべきなのかもしれないと。

このおみくじは、本当に「大吉」なんでしょうか、誰も私のわがままを止めてくれないので、このおみくじが、教えてくれたのでしょうか・・。