北京の凄い洪水やマウイ島の火事、北極の海氷の融解、それでもまだ台風、山火事などの自然災害は終わりではなく、

被害に備える準備しか出来ない私ですが、こうなったのは私達の便利と引き換えでしたから、受け入れなくてはですね。

昨日のお盆は、叔母の初盆で深江まで行ってきました。

施設に入っていて、コロナにかかり、誰も看取れず、お骨で帰ってきたのが残念だと同居してた従兄弟が言ってました。

叔母には男ばかりの3人の子供がいて、母の里帰りにはいつも一緒に遊んでましたが、同居の従兄弟以外とはもう、何十年も

会ってなくてお互いに、初めて会うようなものでした。

お互いに「そのお顔には見覚えがありません」と以前の面影に全く重ならないのを笑い合いました。

3人共家族の方は伴われず、義理関係のない血縁従兄弟の集まりになりました。

今の年齢だからでもありましょうが、なんのわだかまりもなく、力を合わせて天井につきそうな祭壇にお葬式出来なかった気持

ちが込められていました。

コロナで最後のお別れが出来なかった方もいらっしゃるのをニュースで聞いていましたが、その残念さを身近に感じました。

規則とはいえ、臨機応変に対面対応があっても、コロナが伝染する確率は少ないのでは、と思います。

同居の従兄弟は男性ながら、すべて介護をし、叔母も「男の子でもよくやってくれて有り難い」と心底感謝していました。

その従兄弟に一つだけ出来なかったのは、叔母が嫌がってお風呂に一緒に入れず、私が行った時叔母と一緒に入った事です。

お正月、お盆には、30人位の(生まれたばかりのヤシャ孫)までいれての集合写真を叔母は嬉しそうにみせてくれてました。

多すぎる食器を捨てられなかったのは、その集合の時に使うからなんですね。

ファミリーのトラブルも叔母の一言で収まる、今の時代でもゴッドマザーでした。

帰り道、空気も止まったような、閑静すぎる変わらない駅前、すぐ山が近くに見え、自然の中にいる気持ち良さが体一杯に広がりました。

緑の中に涼し気な白い花